お金のこと
ご無沙汰です。
生きていて、少なからずお金のトラウマはあると思いますが、それがお金と自分との関係にとても影響しているのですよね。
わたしの場合は、両親がお金に厳しい家で、お金の節約のために何かと我慢を強いられました。
子供からすると、何のためにかわかりませんので、ただただお金のために快適なことや望むことを我慢させられているという観念だけが植えつけられます。
いつしか、お金のために自分を抑えなければいけないという潜在意識へのすり込みに。
両親はわたしよりもお金を愛してるんだ!と。
大人になると、その節約されたお金は養育費とか子供には見えないところに使われていたのかも想像することはできます。
ただ、お金のために自分が大切にされなかった、というすり込みは根強くて意識下に残ったまま。これが、のちのちの人間関係にまで現れてきてしまうという。
昼間でも外が暗いときは室内も暗くて見えにくいので電気をつけると、
電気代かかるから消しなさいと怒られる。
こういう日常なこまごまとしたところで我慢させられてきました。
お金のために快適なことを我慢する??
大人になった今、それはおかしい、というのがわたしの考えです。
快適に暮らすためにお金があると思います。
暗いから電気をつけて快適にすごすためにお金が使われる。
それこそまっとうな使い方では?と。
どこに価値観を置くのかはもちろんその人の自由ではあるのですけど、
あまりにも子供のうちから我慢することを強いられると、快適なことを望むことすらできなくなります。
それが、お金、のためという漠然とした指標ならなおさら。
子供にはわかりません。
お金の大切さを教えたいなら、快適にすごしているときに、これはお金があるからできることなんだよと伝えることです。
まずは、自分ありき、なのです。お金ではなく。
自分が快適に生きられることが何より優先されるべきこと。
そして、はじめてお金に感謝できるのです。
最も大切なのは、自分、です。
大切されるべきものは、自分、です。
自分が心地よくあれるように、そのためにお金を使う。
お金をたくさん持っているからいいのではなく、
自分が心地よくあれるために使えるから、お金は素晴らしいのです。
自分も大切に思えて、お金も大切に思える、そういう関係性を作りたいですね。
そして、
お金は自分に許可さえすれば、働くこと以外でも自然といろんな形で入ってくるものですよね。