2014-01-01から1年間の記事一覧

今年もありがとう!

年の暮れ。 今年、染めの仕事をしている方からいただいた、染織家の志村ふくみさんの本を手にとる。草木が織りなす色模様について、季節とともに情景豊かに語られている。 今年の秋、ついに、志村ふくみさんが染めて織った裂(きれ)を目の当たりにする幸運…

描かれる絵と紡がれる思い

気がつけば木枯らし吹く師走。 いろんなことがありすぎて、それでも時は流れていく。 悩み、立ち止まり、進み、それでも選んだ道がいつでも真実。 仏画を習いはじめて、9年。 年数ばかりが経っていて、実際にはまだ初歩の初歩をやっている。 本当にゆっくり…

自分の道を生きること

日々いろんなことがあります。 いろんな出会いがあります。 どんなことにも、間違いはなくて、いいも悪いもなくて。 だけど、そのつど、悩み、よろこび、道を選びながら生きている。 変わらないものもない。 ある職人さんと出会った。 父親がはじめた手仕事…

この世界がまたひとつ好きになった瞬間

暑い日もあるけれど、だんだんと秋めいて、そよ風が気持ちよくなってきました。通っている絵画教室のお昼の時間、草木あふれるお庭を眺めながら、先生が生徒に向けてお話をしています。「外をこうして見ていると、いろんな緑色がありますよね。」その言葉に…

ぼのぼの

小学生のころから好きなマンガ『ぼのぼの』を久しぶりに読み返した。 ラッコのぼのぼのとその仲間たちのかけあいがギャグマンガタッチで描かれている。ここに、深い哲学が含まれていて、人生も学べるようなマンガだと思っている。今日は、沼に住むオオサンシ…

すてきな暮らし方

そこには井戸があって、山があって、草木が生い茂って、栗の木や柿の木、竹林、いろんな花々があって・・・ ちょっと休める休憩場所がそこかしこにあって・・・ 平屋の質素な日本家屋。 わあ! はじめてそこに行ったときの感動はひとしおでした。 まさに、こ…

舟形町での暮らし

丸2年間住んでいた舟形町を離れました。 写真は、この5月にできたてほやほやの池です。湧水から出来上がっています。ビオトープにして、住民や生き物の憩いの場にするということで地区の人たちが作っています。 何もわからず、飛び込んできたわたしをあたた…

春とものづくり

山形に来て3年目にして、はじめて満開の桜を見ました。 庄内のクラフトフェア会場は桜天井が見事でした。 物づくり作家さんたちが全国から集まり、わいわいとにぎやかな市でした。作家さんとお話できるというのが何よりの魅力です。あっというまに時間が過ぎ…

ごしゃぐ

春めいてきました。 空気もあたたかくなって、空もすきとおってきました。 心の奥から、嬉しくなります。 生きるとは、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだりすること。 山形に住んで、方言のなかにいます。 方言から、その土地のいきざまが浮かびあがって…

はじめての干し柿

みごとな波うち皺をつくった、ころんとかわいらしい干し柿をいただきました。一度燻製にしてから干しているそうで、香ばしいかおりがしました。 口に含んでびっくりです。 干し柿特有の甘ったるさがなくて、さわやかな、頭に抜けるような甘さなのです。食べ…

本日の郷土な夕ご飯

すっかり山形の郷土料理です^^ 冬の定番、納豆汁にうち豆や根菜を昆布と一緒に煮込んだ煮物、いただきものの漬物です。 納豆汁は塩蔵した山菜を戻し、油揚げやなめこ、こんにゃくなどを具材に、すった納豆と味噌を入れたものです。納豆は大根ですると程よ…