春のやさしいランチ

さっそく、体と心にやさしいをテーマのメニューを作りました。 鮮やかな紫キャベツは、人参と玉ねぎと合わせて、胡麻油の香ばしさを効かせたドレッシングでマリネに。 ジンジャースパイスを加えて、エキゾチックな香り。 もちきびをにんじん、椎茸、レンコン…

流れに身を任せる

今年は、「思い」を捨てる、をなんとなくテーマに動いています。 思い、というより「思い込み」かも。 気が付くと、こうしなきゃいけない、という背景が行動の裏にあったりして、がんじがらめできゅうくつになりがち。 もっと心を開放すれば、楽〜になるはず…

伝統って

最近、琴線にふれた言葉”伝統とは、生命の継承であって古いもののくりかえしではない。” 生命!! 伝統を生命、ととらえる感性にどきっとした。 そう、伝統はまさに今を生きている生命なんだ、、。 命をつないでいくことで伝統になる。 ”新しい生命はその時…

挑戦

今年は新しいことに挑戦がいっぱいになりそうな予感。まずは、曼荼羅制作への挑戦。 突然舞い込んできた、大作を描く話にびっくりするも、渾身で取り組みたいと思った。 もとになる経典の入門書を片手に、制作はすでにスタート。 自分の記録用に別にブログも…

2015年の幕開け

年が明け、はからずも、はじめの1週間を布団のなかで過ごすことになったという奇跡(笑) ウイルスにおかされて、体じゅうが痛くて、眠ることさえできない日からだんだんと回復して、それでも熱は上がったり下がったり。こんなときに役に立つはずの、薬膳の知…

緑色の神秘

今年も明けました! 気持ちあらたに、どうぞ本年もよろしくお願いいたします! 新年から、色について感動しています。 昨年に続いて、志村ふくみさんの本を片手に。 自然界にあふれている、緑色。 外を見れば、草木にいつでも見ることができます。 この緑、…

今年もありがとう!

年の暮れ。 今年、染めの仕事をしている方からいただいた、染織家の志村ふくみさんの本を手にとる。草木が織りなす色模様について、季節とともに情景豊かに語られている。 今年の秋、ついに、志村ふくみさんが染めて織った裂(きれ)を目の当たりにする幸運…

描かれる絵と紡がれる思い

気がつけば木枯らし吹く師走。 いろんなことがありすぎて、それでも時は流れていく。 悩み、立ち止まり、進み、それでも選んだ道がいつでも真実。 仏画を習いはじめて、9年。 年数ばかりが経っていて、実際にはまだ初歩の初歩をやっている。 本当にゆっくり…

自分の道を生きること

日々いろんなことがあります。 いろんな出会いがあります。 どんなことにも、間違いはなくて、いいも悪いもなくて。 だけど、そのつど、悩み、よろこび、道を選びながら生きている。 変わらないものもない。 ある職人さんと出会った。 父親がはじめた手仕事…

この世界がまたひとつ好きになった瞬間

暑い日もあるけれど、だんだんと秋めいて、そよ風が気持ちよくなってきました。通っている絵画教室のお昼の時間、草木あふれるお庭を眺めながら、先生が生徒に向けてお話をしています。「外をこうして見ていると、いろんな緑色がありますよね。」その言葉に…

ぼのぼの

小学生のころから好きなマンガ『ぼのぼの』を久しぶりに読み返した。 ラッコのぼのぼのとその仲間たちのかけあいがギャグマンガタッチで描かれている。ここに、深い哲学が含まれていて、人生も学べるようなマンガだと思っている。今日は、沼に住むオオサンシ…

すてきな暮らし方

そこには井戸があって、山があって、草木が生い茂って、栗の木や柿の木、竹林、いろんな花々があって・・・ ちょっと休める休憩場所がそこかしこにあって・・・ 平屋の質素な日本家屋。 わあ! はじめてそこに行ったときの感動はひとしおでした。 まさに、こ…

舟形町での暮らし

丸2年間住んでいた舟形町を離れました。 写真は、この5月にできたてほやほやの池です。湧水から出来上がっています。ビオトープにして、住民や生き物の憩いの場にするということで地区の人たちが作っています。 何もわからず、飛び込んできたわたしをあたた…

春とものづくり

山形に来て3年目にして、はじめて満開の桜を見ました。 庄内のクラフトフェア会場は桜天井が見事でした。 物づくり作家さんたちが全国から集まり、わいわいとにぎやかな市でした。作家さんとお話できるというのが何よりの魅力です。あっというまに時間が過ぎ…

ごしゃぐ

春めいてきました。 空気もあたたかくなって、空もすきとおってきました。 心の奥から、嬉しくなります。 生きるとは、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだりすること。 山形に住んで、方言のなかにいます。 方言から、その土地のいきざまが浮かびあがって…

はじめての干し柿

みごとな波うち皺をつくった、ころんとかわいらしい干し柿をいただきました。一度燻製にしてから干しているそうで、香ばしいかおりがしました。 口に含んでびっくりです。 干し柿特有の甘ったるさがなくて、さわやかな、頭に抜けるような甘さなのです。食べ…

本日の郷土な夕ご飯

すっかり山形の郷土料理です^^ 冬の定番、納豆汁にうち豆や根菜を昆布と一緒に煮込んだ煮物、いただきものの漬物です。 納豆汁は塩蔵した山菜を戻し、油揚げやなめこ、こんにゃくなどを具材に、すった納豆と味噌を入れたものです。納豆は大根ですると程よ…

宮沢賢治をめぐる旅

岩手は花巻へ行ってきました。 ずっと行ってみたかった、宮沢賢治ゆかりの地です。 童話「なめとこ山の熊」で熊が傷をいやすためにつかった湯がある、藤三旅館に泊まりました。詳しく調べずに行ったら、あまりに古びた建物にびっくりしました。湯治部という…

山伏修行で感じたこと

出羽三山での山伏修行に参加しました。 3日間、山に入り、ひたすら自然と向き合いました。死に装束を身に着け、お経をあげ、山入りします。3日間の工程について、事前に何の説明もありません。ただひたすら、その瞬間を受け入れます。山道は決して楽ではな…

還る

久々にゆっくりと地元にかえっています。 いつもと変わらない青空、家々、川の流れ、木々のざわめき。 ひとつひとつがあらためて新鮮です。 地元に住んでいるとき、いつもそうしていたように、友人と会い、大好きな図書館へ行き、本を読み、買い物もし、何気…

この風景を眺める

風景とは言いかえれば、 人の思い出の歴史のような気もする。風景を眺めているようで、多くの場合、 私たちは自分自身をも含めた誰かを思い出しているのではないか。誰だって、 他人の人生を分かち合うことなんてできはしないように、 それぞれの人間にとっ…

庄内の食と芸能と

鶴岡へ行ってきました。 神事のときにしか見られない、黒川能を荘内神社で観ることができました。 500年以上前に、櫛引町の里人に伝えられて以来、独自の伝承を続けています。今回の演目は「羽衣」でした。羽衣を返してほしいと願う天人と人間とのやりと…

象潟へ

奥の細道ゆかりの地、秋田の象潟(きさかた)を訪れました。 日本海に面し、夕日が美しい場所でもあります。 ここはかつて、小さな島がいくつも隆起した土地でした。いまは陸地となっていますが、島はぽこぽことした丘となって見ることができます。写真の左丘…

新提案!かいもちパーティ

そば粉をいただきました♪ かいもち(そばがき)用です。仲良くなった地区の会長さんからレシピつきでいただきました。 さっそく、水とそば粉をまぜて、フライパンでこねてこねて、ひとかたまりになったらできあがりです。 もっちりとした、かいもちになりま…

被災地へおもむく

何にもない荒地がどこまでもひろがっている。 はじめて、被災地へ足を運んだ。 宮城県名取市。 震災当日、はじめて世界に流れた津波の映像はこの地のものだという。 わたしも東京のビルのなかで、余震に揺られながら何度も何度も津波の映像を見ていた。それ…

かた雪渡り♪

はじめて、かた雪渡りをしました。 固くなった雪の上を歩きます。3月くらいの、冷え込んだ朝、田んぼの上に積もった雪の上を渡っていくんです。 雪がなかったら歩けない、どこまでも続く道なき道を歩くんです。 ただただ真っ白い平原を、どこまでも。上はさ…

春。旅立ちの季節。今を感じる。

外はまだ白い世界がひろがっているけれど、雪の質がかわって、水分を含んでしっとりとしている。山形に暮らして、3月を迎えた。 町を旅立つ人がいたり、境遇が変わったり、またあらたなスタートを迎える時を感じる。人との出会いはいつも不思議。せつなくて…

手仕事のある暮らし

何かを作っている時間が、とても楽しい。 作ったものを日常のなかで使えることが、嬉しい。ずっと憧れていた、手作りがある暮らしにちょっと近づいてきました。職場では、月1回、文化や伝統を伝達するカルチャースクールをするという決められた課題がありま…

祈りのじかん

参道を入って、はっとしました。 雪がこんこんと降るなか、荘厳にたたずむ三重塔がありました。 創建は奈良時代といわれる、山形の古刹、慈恩寺です。 火事にあい、現在のものは約400年前に建てなおされたものだとか。 この寒い季節におとなう人もまれと…

農業のこと

今年に入ってからは、ずっともうずっと、白い世界です。 どこもかしこも、雪に覆われて、どこか知らない国に来たみたいです。 畑もすっかり埋まって、春を待つばかりです。 小祝政明著の『有機栽培の基礎と実際』を読みました。 ここしばらく、“農業”につい…