想いよ届け
”あるがまま”ってどんなふうなことなんだろう?
昨年、9月からナチュラルフード・スタジオでオーガニックについて勉強してきた。
それは、食べ物にとどまらない、生き方にまで通じる深い学びだった。
『”オーガニック”と聞いて、あなたは何をイメージしますか?』
最初の授業で一人ひとりがオーガニックについてのイメージを語った。
私はなんて答えたろう?
たしか、土っぽい、って言ったような気がする。
でも、半年の学びを通して今、”あるがまま”がわたしのイメージになっていた。
生きていくなかで、みんな何かしら、役を演じている。
家族のなかの娘、だったり、会社のなかの顔、だったり、友達のなかでの顔、だったり、、
そんななかで、あるがままの自分ってなんだろ?
気がつけば、”こうあるのが自分”と無意識に自分を作ってしまっている。そのとき感じた気持ちも素直に出せなくて、自分ぽい自分になろうとしてしまっている。
みんなと一緒に生きていくのだから、いつもあるがままの自分ではいられないことはわかっている。
でも、あるがままの自分をいつも感じていられたらどんなにか、世界が変わるだろう、と思った。
だから、最近のわたしはことあるごとに、”いま、どう感じてる?”と自分に聞いてみている。たったそれだけのことだけど、なんだか気持ちがふっと楽になる。
半年の学びを終え、ナチュラルフード・上級インストラクターの資格をいただき、修了証を受け取った。
とてもとても重たかった。
けれど、その重みを忘れずに、学んだことをよい形でまわりへとつなげていきたい。
玄米。
は、ナチュラルフードの源点。
これも、”あるがまま”のお米の姿。
ヌカも胚芽も落とさない、そのままをありがたくいただく。
命あるもの。
今日の修了式では仲間とともに、菜の花入りの玄米おにぎりを食べた。
おいしい。
単純に、おいしい。
だけどいつもよりもとても心にしみてくるおいしさ。
学びながら、たくさん悩んだりもした。
続けてこられたのは自分だけの力じゃない。
わたしのまわりには仲間がいた。
そして家族、友達。
まだまだこれはスタート地点。
だけど、ありがとう!!
みんなにありがとう!!
一人で生きていないことを実感した日でもあった。
そして、今日だけでも、自分へ、
がんばったね・・・わたし。
あるがままの自分、
いまはうれしいのとちょっと休みたい気持ちと、みんなへの感謝の気持ちとこれからへの不安と期待といろんな気持ちがごっちゃ。
きれいごとかもしれないけど、
みんなが笑顔になれる場を食を通してつくっていきたい!!
このスタジオに通う前から、食の勉強をはじめたころからのこの想いはずっと変わらない。ゆるがない。
不安も悩みもつきないけれど、
ちょっとずつでもつくっていきたい。
自然なかたちで・・・
想いよ・・・届け・・・!