福井県への旅〜食〜人〜自然 その1

GWは福井県へ食の旅をしてきました。


これは赤石村に湧き出る長寿の水です。
ここの村の人たちは4人に1人が90歳以上!だそうです。
・・・若者が少ないといういう言い方もできますけれど^^;
80歳以上となるともっと割合が大きいです。
福井県は長寿が多い県ですが、ここまで長生きの方が集まっているのはこの村くらいだそうです。


ほかの村とは何が違うんでしょう?それは、水だといわれています。
湧き水は数知れず、しかしここの水はミネラルがとても豊富で
それでいてクセがないということです。
わたしもいただきました。やわらかくて、飲みやすい!!
なんの臭みもありません。おいしい!!
こんなおいしい水が毎日飲めたらとても幸せなことです。
きっと、ここの山の土にたっぷりミネラルが含まれているからですね。
それが長寿にもつながっているのかもしれないですね。

水がいいと、肌もふっくらつやつや、髪もつやつやになります。
これは以前、長野の高原に1週間ほど滞在したときに体験しました。
重労働をしていたにもかかわらず、日に日に、肌の調子がよくなるという。もちろん体の調子もよかったです。水の力ってすごいです!



お昼に食べた、ウドのてんぷらときんぴらです。
おいしかった〜!!
葉っぱのてんぷらはぴりりとした苦味がここちよく、何枚でもぱくぱく食べられてしまいます。
きんぴらは食感がしゃっくりとよかったです。
春の滋味ですね。


福井県は、厚揚げの消費量が日本一!
そしておいしい!!
ふんわりと関東で食べるのよりもやわらかく、きめが細かいです。
やさしい出汁がしっかりしみこんでいて、じゅわ〜と汁が出てきます。
いくつでも食べられちゃいます。
そして、たけのこですね。
このへんのたけのこはアクが少ないみたいで、クセのない甘いたけのこでした。

お昼は里山案内人の方のお話で盛り上がりました。
自然のすばらしさ、偉大さ、、けれど人間の都合で破壊され、
生態系が乱れ・・・環境問題が起きている。
それでも、人間が良く暮らしていくためには必要なことなのだと・・・
本当に?もっとほかに方法はないのかしら??

そんな疑問ややるせなさを胸に抱きながら、、ふっと空を見上げると
なんにもなかったかのような、青い青い澄み渡った世界が頭上に
黙ってひろがっているのです。
ときおり、うぐいすのホーホケキョと鳴く声がきこえます。
なんだか涙が出てくるような、、そんな心境になりました。

さあ、今から山に登ります^^