所沢アートリエに行ってきました


さわやかな冬晴れに、ヤギの鳴き声がメェ〜
所沢の隠れ里、古民家付き農園を営むコロットさんで開催された、音楽とアート、フードのコラボイベントへ行ってきました。
入り口では出展者のオギノエンファームさんから出張してきたヤギたちがお出迎えです。


ところ狭しとお店は並び、会場は大にぎわいでした。
畑では屋台からおいしそうなにおいがただよいます。つい、あれもこれもと食べてしまいました。

日本橋不定期でカフェを貸切してお店をやっている、『とりえ食堂』さんです。具沢山の豚汁に、あったかレモン酒、オカラと梅入りカレー、古民家ではいろりでおやきとほっこりあったかメニュー尽くしです。カレーと梅って意外な組み合わせですけど、ジューシーな酸味がよく合っていっそう食欲をそそりました。



コロットさんからは釜焼きピザと冬のスープです。
甘みのある野菜がスープのなかでほどよくとろけて幸せでした。



めぐる自然農園さんからは、自然農法で作られた金時芋と安納芋の炭火焼きいもです。甘いのにしつこくない、ふんわりとしたまろやかなさつまいもに思わず、にっこりとしてしまいます。


古民家サイドでは小川町から、Fundosi 山ちゃんが出展です。

わたしもふんどしは気になってはいるのですが、なかなか手が出せずにいます。冷え性を治すチャンスです!ゴムでしめつけないふんどしは血管をしめつけません。
山ちゃんは冬でも裸足に草履姿でした。寒いからと外側だけをあたためても皮膚がなまけてしまうから、かえって薄着をしたほうが環境に順応しようと芯からあたためようと体が動くようです。

おしゃれなデザインと色のふんどし満載です。




オギノエンファームさんのお茶です。『バラエ茶(ティ)&セイフ茶(ティ)シリーズ』というなんともユニークな名前です。味は絶品です!ほうじ茶をいただきましたが、深いのにさりげない甘みになごみました。荻野さんはなんでも手作りしちゃうスーパーおじさんです。体にできるだけやさしい農業と手作りに情熱を燃やしておられます。コロットさんから出していた、石臼でひいた手作り小麦粉を使ったピザは信じられない味わい深さがありました。



こちらはハートフルな手作り小物を売っているグループさんです。
作ったものを被災地の方へ送っていらっしゃいます。小物の売り上げ金で新たに小物を作り、被災地へ手紙とともに届けています。こんなすてきな支援方法もあるんだなとあたたかい気持ちになりました。わたしも被災地の方に宛てた手紙をしたためるとともに、ティッシュケースをひとつお買い物しました。



アイシングクッキーづくりのワークショップです。
ちびっこたちが楽しそうに色とりどりのアイシングでクッキーをデコレーションしていました。形だけではなく、味にもこだわって、糖蜜でコクを出したりしているそうです。


まだまだほかにもすてきなお店がたくさんありました。
天然皮の栃木レザーを使ったコースター作りができるお店や綿から糸紡ぎをする、というワークショップがあったり、じっくりすべてを見るには時間がほんとうに足りないくらいでした。
おじいちゃんジャズバンドの演奏がお庭であり、それがまたとても自然にその場の雰囲気に溶け込んでいてなんだか不思議だけれど、心あたたまる輪を作り出していました。


いろんなことがあるけれど、つながってつながって、そこにただあることの幸せを感じられたらすてきだなあと思えた日でした。
すてきな時間をありがとうございました☆